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清潔感と好印象を両立!40代・50代男性のための最新メンズファッションコツ

私はメンズファッションを発信し続け、もうすぐ40歳になります。

 

これまで20代・30代向けのファッションを発信してきましたが、40代・50代の方々のファッションについても「これはさすがにおじさんっぽい」「なぜ今これが流行っているのに、これを着ないのか?」といった疑問を持つことが多くありました。

 

 

そこで今回は、40代・50代の方々がどのようなコーディネートを意識すれば、人からの印象が良くなるのかをご紹介していきたいと思います。

本日は、40代・50代の男性が、同世代の男性だけでなく、20代・30代の女性からも「素敵だな」「普通の40代・50代じゃない!」と思われるようなメンズファッションのコツをご紹介します。

 

これまで30代向けに作成した動画を発信してきましたが、実は男性には「誤解」があります。その誤解を解かない限り、具体的にどんなアイテムを選べばいいかを理解するのは難しいんです。ですので、アイテム紹介の前に、大切な話をさせてください。

 

多くの人から「素敵」「かっこいい」「おしゃれ」と思われるためには、コーディネートのバランスが大切です。綺麗めすぎてもダメ、カジュアルすぎてもダメ。このバランスを取ることが、おしゃれに見える鍵なんです。

 

世の中にはスーツのような綺麗めなアイテムや、運動時に着るようなカジュアルなアイテムがあります。色が派手なもの、落ち着いたもの、綺麗めなもの、カジュアルなものなど様々ですが、それらを程よく組み合わせることが大事。これが、たくさんの人から好印象を持たれる要素になります。

 

ここで少し踏み込んでお話しします。普段スーツを着ている方は、服装にあまり困らないかもしれません。しかし、私自身、社員35人ほどの会社を経営していて、40代・50代・60代の方と相談する機会が多いのですが、よく言われるのが「休日、何を着ていいかわからない」という悩みです。

 

確かに、40代・50代の男性にはスーツがとても似合います。なぜかと言うと、年齢を重ねるにつれ、肌の衰えやシワ、たるみ、白髪の増加などが見た目に現れてきます。そうした中で、スーツのようにフォーマルで綺麗めなアイテムを着ると、そのバランスが取れてかっこよく見えるんです。

しかし、休日になるとどうでしょう? いざ私服を着るとなると、10代・20代の頃に着ていたようなカジュアルな服を選んでしまいがちです。ここで問題なのが、俳優やモデルと一般の40代・50代の男性には大きな差があることです。

俳優やモデルは、40代・50代になっても、体型が崩れていないし、髪もフサフサ、白髪も少なく、肌も若々しい。だからこそ、彼らはカジュアルな服を着ていてもかっこいいんです。でも、リアルな40代・50代の多くはそうではありません。

この差を認識せず、若い頃のカジュアルな服をそのまま着続けていると、ただの「おじさんファッション」になってしまうんです。

また、カジュアルな服は清潔感を保つのが難しい。40代・50代の男性は、清潔感が最も重要な要素です。女性が男性に求めるものの大前提は、清潔感なんです。これがなくなると、一気におじさんっぽく見えてしまいます。

目次

価値観のアップデート

そしてもう1つ大事なのが「価値観のアップデート」です。

40代・50代の方が、10代・20代の頃に「かっこいい」と思っていたものは、今の時代ではそうではないかもしれません。たとえば、昔聴いていた音楽をそのままカラオケで歌うと、若い世代にはあまり響かないことがありますよね? ファッションも同じで、過去に流行ったスタイルをそのまま続けていると、時代遅れに見えてしまうんです。

では、どうすればいいのか?

まずは、清潔感を意識しつつ、今のトレンドを取り入れることが大切です。これによって、「この人、おしゃれだな」「普通の40代・50代じゃない」と思われるようになります。

では、具体的に40代・50代の男性がどういうファッションをすればかっこよく見えるのか? ここから詳しくご紹介していきます。

今回のコーディネート例として、43歳・33℃の休日、新車の購入も兼ねてディーラーに行く時の服装をご紹介します。

こちらのコーディネートでは、冒頭で着ていたポロシャツとは違い、スキッパーシャツを選びました。襟が開いていることで、より大人っぽく、清潔感のある印象を与えるアイテムです。

最近のトレンドとして、首元が開いたアイテムが増えてきています。海外のコレクションでも、ジェンダーレスな流れの中で、メンズでも肌を見せるスタイルが人気になっています。こういった流れを取り入れ、大人のファッションに落とし込むことで、よりおしゃれに見えるのでおすすめです。

ジャストサイズの服だと、ちょっと「おじさん感」が出てしまうんですよ。でも、今っぽいゆったりとした余裕のあるシルエットを取り入れたコーディネートをしてみてください。今回紹介するのは30代向けのコーディネートですが、無理して高い服を買う必要はありません。

というのも、40代や50代になると貯金も溜まってきますし、キャリアもどんどんアップしていくことでしょう。雑誌を開けばジバンシーとかフェンディ、ルイ・ヴィトンなど、さまざまなメゾンブランドが「男のファッションだ」と特集されていることもあるかもしれません。ただ、実際はそんなことなくて、むしろ無理してブランドものを着ているよりも、清潔感のあるアイテムを着ている方が圧倒的にかっこいいんです。

もちろん、キャバクラやラウンジなどで「自分は金を持っているぞ」と見せたいシーンでは、ブランドものを身に着けた方が気持ちよく過ごせることもあるとは思います。ただ、ここで紹介する「WV」というブランドのアイテムなら、4,950円で買えるんですよ。品質がめちゃくちゃ高くて、むしろ40代・50代の方だからこそかっこよく着こなせるアイテムです。そういうアイテムをさらっと身につけるのがおすすめです。

今履いているパンツもユニクロのもので、3,990円です。手頃な価格にもかかわらず、清潔感もあって、現代的なシルエットがきれいに落とし込まれています。女性からの印象も爆上がりしますし、過度に「おじさん感」が出ることもありません。むしろ、40代・50代という年齢との掛け算によって、よりかっこよく見えます。年上好きの女性からもモテる、そんなコーディネートができるわけです。

色の使い方もポイント

 

色の使い方もポイントです。モノトーンにプラス1色、もしくはアースカラー2色までに抑えるとバランスが取れます。例えば、靴が赤やグリーンだと少し厳しい印象になるので、色の縛りも意識してコーディネートしてみてください。

あとは小物ですね。僕自身、時計はあまり持っていないんですが、メカメカしいデザインやレザー素材のもの、文字盤が落ち着いたモノトーンの時計など、大人の男性が身につけるからこそかっこいい腕時計をおすすめします。もしシリコン製の時計を「楽だからつけたい」という場合でも、モノトーンやシルバー系のものだと40代・50代の見た目にも相性がいいので、ぜひそういったものを選んでみてください。

ちなみにこちらの時計は、僕が手掛けている「LIFE」というブランドで作成した腕時計です。自動巻きでめちゃくちゃかっこいいです。人生の後輩が「頑張って腕時計作ったんだな」と温かい目で見てくださる方は、ぜひ今後の情報もチェックしていただけると幸いです。

続いてのコーディネートはこちら。41歳、小学生になった娘と妻と一緒に大型ショッピングモールへ行く時のスタイルです。冒頭でお伝えした通り、清潔感を意識しながら、きれいめの半袖シャツを着用しています。そして、色の情報をなるべく抑えています。

チェック柄もポイントです。例えば、ユニクロで選ぶとなかなかかっこいいチェック柄が見つからないこともありますが、こちらは「ゾゾタウン」で買えるアイテムで4,950円。パンツは5,940円と手頃な価格です。ネットを駆使して時間を短縮し、トレンドアイテムを購入してみてください。

特にパンツですね。今はアウトドアやキャンプ、釣り、山登り、スポーツなど、そういったシーンを連想させる素材感やアイテムがすごく人気です。だからといって、クロスキニーのようなタイトなものではなく、こうしたゆったりとした素材感で、かつ機能的なパンツを合わせるのがおすすめです。

足元も機能的すぎるスニーカーではなく、レザーが施されたジャーマントレーナーを合わせると非常に大人っぽくなります。せっかくの休日なので、奥さんからも「おしゃれしてほしい」と思われるはずです。そんな時には小物を取り入れたコーディネートもおすすめです。

さらに、下に着ているのもユニクロですね。プチプラをうまく活用すれば、おしゃれなコーディネートが全然組めるので、ぜひ意識してみてください。中には「そのシルエットはゆったりすぎないか?僕ら40代・50代にはちょっと…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、それこそが今の女性たちとの価値観のギャップにつながっているんです。シンプルに言えばジェネレーションギャップです。

今は、40代・50代の方でも程よく太めのパンツや程よいオーバーサイズの服を着る方が、絶対的にかっこいいんです。これはもう信じていただきたいですね。ぜひ意識してみてください。

続いては49歳の方向けコーディネートです。気温が39度というとんでもなく暑い日にショートパンツを履かないとやってられない、そんな日の休日スタイルです。30代向けにもショートパンツのコーディネートを紹介しましたが、暑い日は「ファッションを諦めた休日のおじさん感」が出やすいんですよね。だからこそ、工夫が必要です。

上下セットアップでプール素材を合わせるのもおすすめです。同素材・同色のアイテム同士を上下で組み合わせることで、スーツのようなきれいめな印象を再現できます。ショートパンツでも、きれいめな要素が加わります。

ただ、究極的な話をすると、暑いからショートパンツを履くのは仕方ないと思います。でも、女性ウケを考えるなら、やっぱりショートパンツより長めのパンツの方が印象は良いです。ただ、気温39度なんて想像しただけでも嫌になりますよね。そんな時は、ユニクロのエアリズム素材のアイテムがおすすめです。涼しく快適に着られるので、上からシャツをさらっと羽織るだけで、快適かつおしゃれなスタイルが完成します。

小物選び

 

休日の小物選びもポイントです。全く小物をつけない方もいますが、それでは「ただ近所へ散歩に出ただけ」のような印象になりがちです。腰からベルトを垂らしてみたり、レザーサンダルを選んだりすることで、洗練された雰囲気を演出できます。また、第一ボタンを開けて首元に余裕を持たせたり、腕回りにアクセサリーをつけたりすることも意識してみてください。

次に紹介するのは、52歳の男性が子供が自立し、久しぶりに妻と沖縄旅行に行く時のコーディネートです。このコーディネートでは、全体をホワイトでまとめ、暖色系を差し色にするスタイルがおすすめです。リネン素材も大人らしい印象を与えます。ただし、薄すぎたりジャストサイズのものは避け、今年らしいシルエットやデザインを選ぶと良いでしょう。

旅行ではTシャツにデニム、スニーカーというスタイルは避け、トレンド感のある綺麗めなファッションを意識しましょう。特に女性は無意識のうちに価値観をアップデートしていますので、そういったポイントも押さえておくと好印象です。

また、45歳の方におすすめのコーディネートとして、グラフィックプリントTシャツを楽しむスタイルをご紹介します。ただし、細身のデニムやダメージデニムを合わせると、無理をして若作りをしているように見えるので注意が必要です。代わりにスラックスやテーパードパンツを選びましょう。プリントTシャツの場合、肩が落ちたシルエットや身幅が広めのものを選ぶとバランスが良くなります。

小物も重要です。アイウェアや腕時計、腰元のアクセサリーなどを取り入れることで、全体のコーディネートにまとまりが出ます。逆に何もつけないと、ただのコンビニに行くような服装になってしまうので注意してください。

NGコーディネートとしては、デニムにプリントTシャツ、スニーカーという組み合わせが挙げられます。このスタイルは若い世代には良いかもしれませんが、40代・50代には少々厳しい印象です。もしデニムを取り入れる場合は、トレンド感のあるワイドデニムなどを選ぶと良いでしょう。

最後に、無印良品の涼しいトップスを使ったコーディネートをご紹介します。暗めのトップスと合わせることで、大人らしい洗練された印象を作り上げることができます。居酒屋で日本酒やビールを楽しむ際にも、こうしたコーディネートを意識すれば非常にかっこよく見えるでしょう。

外見を今の価値観にアップデートし、小物やシルエットに気を配ることで、40代・50代でも魅力的なスタイルを楽しむことができます。ぜひ参考にしてみてください。

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